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V I S I O N
「風の谷構想 〜人と自然の持てる潜在性を最大限に引き出す世界の実現〜」

      

◆創造したい世界 −風の谷構想−
 僕が創造したいのは、“持てる潜在性を最大限に引き出す”世界。人も自然(動物・植物・鉱物)も全ての潜在性を引き出す世界を実現したいというのがコア・ビジョンになる。その持てる潜在性とは、天から分け与えられた贈り物(Gift)―すなわち「天分」と呼ぶに相応しいとの認識から、僕のビジョンは「天分を発見して活かす社会の創造」とも表現される。では、その世界では一体何が起こるのか。人も動物も植物も鉱物も全て、その持てる潜在性が最大限に引き出されたとき、内側から沸き出るエネルギーの全面開放が起こり、瑞々しい充実感がもたらされる。そして、その充実感は他者に対するリスペクトを促進し、全体としての調和を生み出す。さらに、この調和のあり方によって無限の形の創造性が具現化され、世界に無数の交響曲が奏でられると思うのである。
 このビジョンを着想した10歳の頃、僕はその世界を「風の谷」としてイメージした。当時見た映画『風の谷のナウシカ』に描かれていた「風の谷」に、「人も自然も等しく愛し、その良さを引き出し、お互いをリスペクトする精神」を感じとったからだと思う。加えて、僕の故郷である静岡県湖西市という街が、風の谷に吹く風のように遠州の空っ風という強い風をもち、腐海のほとりの独立偏狭国のように浜名湖近隣で浜松市に合併されない独立行政区であり、風の谷に広がる畑のように僕の家の周り一面に広がる田畑を育んでいたことから、自分にとっては故郷そのものが風の谷とオーバーラップしていた。さらには、自分の苗字が谷の中の谷中ということから、「風の谷」には只ならぬ縁を感じていたのである。こうして僕は自身のビジョンを「風の谷構想」として発展させていった。
 持てる潜在性を最大限に引き出す「風の谷」の実現は、社会のあらゆる分野をホリスティックに再構築する社会変革そのものとなる。教育・経済・環境・エネルギー・医療・食糧など、全ての分野について風の谷のビジョンに基づいた再定義を行い、実践するという壮大な構想だ。ただ、その具現化は遠い先の話ではない。潜在性を引き出すという理念に基づいた「風の谷」が具現化され、その普遍的なメソドロジーが体系化されたとき、そのビジョンに共鳴してくれる地域が自然と出現してくると直感する。そして、そこで生まれる風の谷の“同盟国”がある規模の臨界点に達したとき、加速度的な社会変革のトリガーが引かれると思うのだ。そんな僕の願いと遊び心を吸収しながらアップデートを重ねてきた「風の谷構想」は、地域→国→世界への拡大展開を見据えたシナリオとして具体化が進められている。
 →風の谷プロジェクトの詳細は随時アップロード予定

◆着想に至った経緯
 そもそもこの「風の谷構想」の着想の背景には幼少の頃の様々な原体験があると思うのだが、思い返してみると、日常生活に極めて身近な学校のクラスにおける原体験が確かな位置を占めていると思う。小中学校のクラスは、たいていは目立っているグループと地味なグループという二大勢力に独自路線を歩む第三世界を加えて構成されるのが世の常であるが、運動会や文化祭という行事を通じてクラスに新たな状況が生み出される。学校を挙げてのクラス対抗行事となると、クラスの全員が何らかの形で一つのものを創り上げることが求められる。そのような状況のもとで、普段もの静かでスポットを浴びていなかった子にクラスの絵を描いてもらったら途轍もなく巧いことが分かる、いつも教室で暴れて厄介者扱いされていた子を騎馬戦の最前線に立たせたら一転して体育会系のスターとなる、普段パシリとして雑用に甘んじていた子がクラスに必要な資材の調達屋として名誉ある称号を獲得する…。それぞれの持ち味が活かされて、明らかに一人一人の顔つきがエネルギーに満ちていく。こうしてクライマックスに向かってクラスが一つになるとき、いつもと違うポジティブなエネルギーのうねりが確かにそこにあったのだ。そして、その中では単なる自己満足に終わることがなく、「お前もなかなかいいところあるな」「見直した」といった相互のリスペクトが決まって起こるのである。僕はこのメカニズムに強いインスピレーションを得て、社会の縮図である学校のクラスで確かに機能したこの原理を実社会に応用することによってエキサイティングな社会を創造したいと思うようになった。この原体験に基づいて、僕は「特性を活かす」という視点を強く意識するに至り、さらに様々な体験を経るなかで次第に“人も自然も持てる潜在性を最大限に引き出す世界”という「風の谷構想」に行き着いたのだろうと思う。

◆「風の谷構想」具現化に向けたシナリオ
 幼少の頃の経験から自身の内側に抱いていた熱く漠然とした想いが次第に整理され、10歳の頃に着想に至ったのが「風の谷構想」。その実現を確固たるものにするため、@幅広い経験をし、A実践的な能力・資質の鍛錬を経て、B構想の具現化に着手するという計画を設計した。とりわけ、統一コンセプトのもとに社会のあらゆる分野のプロジェクトを立ち上げて遂行していくためのマネジメントスキル、各人の特性を引き出すための人材育成(HRD)スキル、さらにはコンセプトや取組を広く訴求していくメディアスキルは、本気でこの構想を実現するためには必須であろうと考えたことから12年間(=1周期)の徹底的なトレーニング期間を設定した。そして、これらの鍛錬を経て2010年からの始動を想定してきた「風の谷構想」の具現化は“人生三部作”とも言うべき3つのフェーズから構成され、地域→国→世界の変革に繋げていきたいとの願いを込めて設計されている。
・Broad Experience (1988-1996: 8years)
・Training (1997-2009: 12years)
 −Basic Training (1997-2002: 6years)
 −Advanced Training (2003-2009: 6years)
・Implementation (2010-)
 −EPISODE-1:Community Transformation (2010-2025)
 −EPISODE-2:Nation Transformation (2025-2035)
 −EPISODE-3:World Transformation (2035-)
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